最後の伝令

劇団回帰線 2013.10.24-27 シアターZOO

公演終了。

ご来場いただいたみなさん、ありがとうございました。

 
 

シアターZOO企画公演【Re:Z】

じゃぱどら!!

棒腹編「菊谷さんと安部さん」


劇団回帰線「最後の伝令」

原案・榎本健一 脚色・菊谷栄 演出・西脇秀之


 日本の喜劇王と呼ばれ、「エノケン」の愛称で親しまれた榎本健一。

そのエノケンの座付き作家として人気を支えたのが菊谷栄。

昭和6年初演の『最後の伝令』は、

その二人が作り出した軽演劇史に残る名作である。


 舞台は、アメリカ南北戦争。

若い兵士とその帰りを待つ恋人の物語。

しかし女のもとには悲しい知らせが届く。

「メリーさん、メリーさん、大変だ…」嗚呼!悲涙血涙の大悲劇……のはずが、

セリフはとちる、出もとちる。

座員たちはその場しのぎの連続で、舞台の上も裏もひっちゃかめっちゃ!

徹頭徹尾のデタラメ、貫徹するドタバタに笑った口がふさがらない!

「出せば必ず当たる」と、一座は入りが悪くなると繰り返し上演したという

エノケン喜劇の代表作。



《出演者》 小林なるみ/松岡春奈/京極祐輔

     西山佳奈/仁和享平/金戸一基

    齋藤純基/公平舞/甲斐大輔

 じゃぱどら!2度目の参戦にして、また喜劇を選んでしまいました。しかもあのエノケンの代表作です。前回は井上ひさし先生でしたから、浅草つながりということにもなりますね。私は決して喜劇の専門家ではないし、劇団員から笑いのセンスを褒められたことも一度もないのですが(まあ褒められようとも思っていないんですけど)、でもまた喜劇と格闘することにしました。

 井上さんが浅草のストリップ小屋の文芸部にいた頃、そこでは菊谷栄の『作劇十則』というのが伝わっていたそうです。菊谷が戦地に招集される時、舞台裏の壁に遺していったと言われるその十則には、次のような文句があります。


「どのような場合でも、一人に五十字以上の台詞を与えてはならない」


 その通り!なんと実践的で、明快な教えでしょう!

 エノケンより二つ上で、「キクさん」と呼ばれていた菊谷栄。評伝を読むと、エノケンの片腕、いや彼がいなければ「喜劇王エノケン」もなかったと言われるほどの存在だったようです。

 私は、この文句で伝説の人にちょっと親近感を持ちました。では、闘ってきます。


劇団回帰線 西脇秀之

 

【日時】

10月24日(木) 19:30(※終演後、お話の会があります)
     25日(金) 19:30
     26日(土) 14:00 / 18:00
     27日(日) 13:00 / 17:00

【会場】シアターZOO
札幌市中央区南11条西1丁目ファミール中島公園地下1階
(地下鉄南北線「中島公園駅」1番出口より徒歩5分)

TEL:(011)-551-0909 メール:zoo@h-paf.ne.jp

 

【チケット】

[前売] 一般2000円

    学生以下1,000円

[当日] 一般2,300円 学生以下1,000円


※11月7日〜10日まで上演される WATER33-39「友達」とのセット券が発売されます。

[セット券]一般3,000円 学生以下1,500円 

※各30セット限定販売。北海道演劇財団のみの取扱となります。


《プレイガイド》

 大丸プレイガイド  

《お問合せ・ 電話予約》

 北海道演劇財団  TEL011-520-0710

Web予約 9月15日開始

『じゃぱどら!!お話の会』

ゲスト:鈴木喜三夫さん

北海道演劇に長年たずさわり、現在も「座・れら」の座長として芝居作りを続けている鈴木喜三夫さんと、WATER33-39の清水さんと、回帰線の西脇でお話の会。

「最後の伝令」「友達」という戯曲を通して、作品作りや札幌の演劇についてお話します。(無料)


■10月24日(木) 劇団回帰線「最後の伝令」終演後

■11月8日(金) WATER33-39「友達」終演後

【最後の伝令facebookページ】

http://www.facebook.com/events/564720990253949/567561849969863/?notif_t=like


■主催■ 劇団回帰線 WATER33-39 北海道演劇財団 NPO法人TPSくら